日本・韓国・中国は、儒教圏としてひとくくりにされています。
日本で女性に求められてきた“良妻賢母”という言葉は、中国では“賢妻良母”、韓国では“賢母良妻”などといわれて女子教育の基本的は方針となってきましたが、日本では他にも“大和撫子”といって「一歩下がって男性を立てて実は利口な女性側が男性をコントロールしてうまくまとめる」といった生き方が女性に求められてきました。
これらはかなり儒教的色彩の強いもので、現代の日本の社会全体の男女平等の遅れや女性の社会的地位の低さの原因となっているとも言われています。
女性の社会的地位に関して言えば、日本は現在世界58カ国中13位であるのに対して韓国は54位であるのを見ても分かるように、“儒教”の影響力は韓国では日本よりもさらに強く、女性たちはこれまでずっと “男女有別”、“女必従夫”、“夫唱婦随”などといった“男尊女卑”の思想に縛られてきました。
“男女有別”というのは、「女子は勤と倹と男女有別の三戒を守れば十分であり、読書や講義は男子のすることで女子がそのようなことをしたらその害たるや限りがない……」などと、女性が外で教育を受けるということは受け入れられませんでした。
“女必従夫”というのは、「婦女子は家長の生業を手伝い、家事は女性が行なって外部のことは男性が行なう」ということを、“夫唱婦随”というのは「夫が言い出し、妻がこれに従う」ということでいずれも“夫婦の道”を説いています。
韓国では今では有名大学を卒業した女性たちの社会進出が目立っていると言われていますが、全体的にみるとまだ女性の社会的地位は低く、有名大学を目指す場合も「社会に出てバリバリ働きたいから」というよりも、「エリートと結婚するため」という人が殆どだと言われています。
例えば、韓国で最も難関だと言われるある女子大学の前にはブライダルサロンがたくさん並んでいて、卒業と同時に結婚する女性も多く、彼女たちは知性のほかにもエアロビクスで身体を磨き上げ、美容整形で顔を磨き上げるなど、涙ぐましいほどの努力がなされているようです。
【儒教圏,韓国,男尊女卑】
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