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女性の地位向上のための政策

韓国の女性の地位は、58カ国中54位だと言われていますが、政治や社会に対する女性の意識の低さがさらに地位向上を妨げるという悪循環を招いてきたようです。 

ところが近年になって韓国女性のパワーは徐々に高まってきています。 

女性の地位向上に対する具体的な施策に弾みをつけたのは1995年に北京で開催された“世界女性会議”で、この会議で採択された“北京行動綱領”には女性の人権などに関する問題が各国の課題として数多く提示されました。 

それを受けて韓国では、この年の12月に男女平等の促進や女性政策の基本計画を定めた“女性発展基本法”が制定され、“家庭暴力防止やその被害者に対する法律”、“男女雇用平等法”、“女性企業支援法”などといった法律が次々に制定されて6年後の2001年には韓国政府に“女子部”という部門が新設されました。 

それ以降も、女性の地位向上のための政策や制度がいろいろと打ち出されて、「女性は家にいて、子育てと家事に専念するのが当たり前」と考えられていた社会的通年を打ち破って、今では多くの女性たちが医療現場や、政治・行政などといったこれまで女性が踏み込むことのできなかった分野で活躍しています。 

女性公務員の採用制度や、国会や地方議会の各候補者の3割を女性に割り当てる制度の導入、国内で始めての医学部の部長に女性が就任したり、国税庁の課長に女性が抜擢されたり、検事に36人もの女性が採用されたり、2002年には海軍士官学校で女性初の将軍が誕生したりして、各士官学校や警察などでも女性たちは男性顔負けの活躍をしています。 

とはいえ1999年の国連による調査では、韓国は64カ国中61位という女性の社会進出率の低さが発表されたり、また2000年に入ってからのアメリカの大手クレジット会社の調査でも韓国の女性の社会進出度は最下位と報告され、いまだに男性優位社会というイメージから脱しきれない韓国の現状が浮き彫りにされました。 

【韓国,女性,地位,男性優位社会】 

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